安全な食肉ができるまで
 スーパーマーケットやお肉屋さんで、牛肉や豚肉などのお肉が売られていますね。これらのお肉のことを食肉といいますが、その食肉はいったいどのようにお店に運ばれて来たのでしょうか?

 農場で育てられた牛や豚や馬は、食用のため「と畜場(とちくじょう)」に運ばれます。そこで、病気(びょうき)にかかっていないかどうか健康診断(けんこうしんだん)を行います。そこから、心臓(しんぞう)、肝臓(かんぞう)、腸(ちょう)、筋肉(きんにく)や骨(ほね)なども1頭ずつ直接、検査(けんさ)します。これらの検査のことを「と畜検査(とちくけんさ)」といいます。

 そのほか、目に見えない細菌(さいきん)の検査(けんさ)や、薬が体内に残っていないかの検査(けんさ)や、ガンや黄疸(おうだん)などの病気(びょうき)の検査(けんさ)もします。これらの検査(けんさ)のことを「精密検査(せいみつけんさ)」といいます。

 また、牛についてBSE(牛海綿状脳症(うしかいめんじょうのうしょう))の検査(けんさ)もします。

 食肉衛生検査所(しょくにくえいせいけんさしょ)は、安全な牛肉や豚肉を食べられるように、と畜検査(とちくけんさ)や精密検査(せいみつけんさ)さらにBSE検査(ビーエスイーけんさ)を行っているところです。

 牛肉や豚肉は、と畜検査(とちくけんさ)などに合格するとハンコが押され、食肉の固(かた)まり薄(うす)く切る工場やお肉屋さんに運ばれます。